2024年パリオリンピックでは、ブレイクダンスが正式種目として追加されました。
女子種目では、日本人が金メダルを獲得するなど、オリンピックをきっかけに興味を持たれた方も多いのではないかと思います。
この記事では、これからブレイクダンスを初めてみたいという方に比較的簡単でかっこいい技をまとめてみます。
ブレイクダンスについて
ブレイクダンスの歴史
ブレイクダンスは、1970年代にニューヨークのサウスブロンクス地区のアフリカ系アメリカ人やラテン系アメリカ人の若者達によって発展したストリートダンスのスタイルになります。
日本では、1984年に風見慎吾さんの楽曲「涙のtake a chance」によりブレイクダンスの動きが一般的に知られるようになったと言われています。
ブレイクダンスは、『ブレイキン』というのがもともとの呼び方です。
日本では、ブレイクダンスという映画があったことでこの名称が定着したようです。
ブレイクダンスを踊る人は、Bボーイ、Bガール、ブレイカーなどと呼ばれます。
ブレイクダンスの基本
ブレイクダンスは主に4つの動きで構成され、これを組み合わせた流れを『ムーブ』と言います。
4つの動き
- トップロック:立って踊る動き
- フットワーク:床に手をついた状態での足捌き
- フリーズ:決め・止め
- パワームーブ:手や頭、背中などで回る動き
初心者におすすめの技4選
ツイスト(インディアンステップ)
トップロックでよく使われるツイストは、簡単でかっこいい動きです。
- 右足を前に出す
- 右足を地面につけて、左足を上げる
- 腰を捻りながら左足を前に出す
- 反対も同じように行う
6歩
6歩は、ブレイクダンスのフットワークの中でもよく使われる動きです。
- 四つん這いの姿勢からスタート
- 左手を床から離し、右足を左前に出す
- 左足を右膝の後ろに出す
- 右足を左足と揃えるように出し、しゃがむ姿勢
- 床に着く手を左手に変え、左足を右足の前に出す
- 右足を後ろに下げる
- 左足を下げてスタートの姿勢に戻る
チェアー
チェアーは、フリーズの中でも最も基本になる技です。
- 右手を外向きにして床につける
- 右肘を右脇腹につけて体を支える
- 左手と頭もつけて左足をあげる
- 右足も上げて止める
2歩(ベビースワイプス)
パワームーブは、どれも難易度が高いのでベビースワイプスと言われる2歩から慣れて、スワイプスにつなげるのがいいかと思います。
- 右足を前に出す
- 右手を床に着いて右足を左側に回す
- 右足が左足に当たりそうになったら飛びながら両手をついて反対向きになる
- 反対向きになったら右足を軸にして左足を前に出す
※軸足の踵にお尻を載せます。
まとめ
ブレイクダンスの基本や初心者におすすめの技についてまとめてみました。
- ツイスト(インディアンステップ)
- 6歩
- チェアー
- 2歩(ベビースワイプス)
詳しいやり方については、YouTubeでたくさん動画配信されているので、技名で検索してみて下さい。