振り付けだけでなく立ち位置への移動について考えたことはありますか?
移動もリズムや音楽に合わせて行うことで、ダンスにより良い印象を与えます。
この記事では、ダンスで立ち位置を移動するときに使えるおすすめのステップを紹介します。
ダンスのフォーメーションについて
複数人でダンスをするときは、振付などの個人の動きだけでなくフォーメーションを考えることも大切です。
フォーメーションは、曲に合わせて立ち位置を変えることで、演出や表現の幅を広げてくれます。
しかし、立ち位置への移動が揃わなかったり立ち位置がズレたりすると、まとまりがないチームに見えてしまいます。
移動の前に考えること
①立ち位置の把握
まずは自分がどこに移動するのかを把握しておくことが大切です。
周りの人の位置や自分との距離も把握しておくと、立ち位置がズレたり移動でぶつかったりすることを防げます。
②動くタイミング
移動をするときは、しっかりリズムを取ってどのカウントで動き始めるかを知っておく必要があります。
周りに合わせて動こうとすると少し遅れてしまうので、自分でカウントを数えて動けることが大切です。
③移動に必要な拍子や小節
移動をスムーズに行うには、移動に必要なカウントを把握し、リズムに合わせてどのように移動するかを決めておくことが大切です。
ただ走るなどのリズムを気にしない移動は、ダンスのつながりを悪くし、曲のイメージを損ないます。
移動に使えるステップ3選
立ち位置を変えるときは、曲のイメージを損なわないようにかっこよくスムーズに移動することが理想です。
ここからは、移動に使えるおすすめのステップを説明します。
チャールストン
チャールストンは、ガニ股と内股を交互に繰り返し、足をクロスさせながら前後に動くステップです。
- 左つま先を軸に右足を上げると同時に両足のつま先を内に向ける(内股)
- 右つま先を左足の前に着地と同時に両足のつま先を外に向ける(ガニ股)
- 交互に繰り返す
クラブステップ
クラブステップは、片足のつま先と片足の踵を軸に内股とガニ股を繰り返して横に動くステップです。
- 内股で右の踵、左のつま先を軸に右へ移動しガニ股になる
- 右のつま先、左の踵に軸を変えて内股になる
- 交互に繰り返す
バートシンプソン(スライド)
バートシンプソンは、アップのリズムで左右にスライドするステップです。
- 右のつま先、膝を右に向けて足に出す
- 右のつま先もしくは踵で着地し左足を右足に引き寄せる
まとめ
ダンスで立ち位置を移動するときに使えるおすすめのステップをまとめてみました。
- パドブレ
- クラブステップ
- バートシンプソン
移動しながらのステップは、通常のステップとは動きが異なります。
しっかり練習してかっこよくフォーメーションチェンジをしましょう。