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ダンスの基礎!腰のアイソレーションに必要な筋肉とポイント

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腰のアイソレーションは、上半身を止めて腰だけを動かします。

ここで意識するのは、みぞおちを止めてヘソを動かすことです。

スクールによっては、個別の指導がなく誤った解釈で運動を行っていることがあるように思います。

この記事では、腰のアイソレーションのポイントや使用する筋肉についてまとめます。

アイソレーションとは?

アイソレーションは、体の特定の部位を独立して動かすダンスの基礎技術です。

アイソレーションを練習することで、体の可動域や筋力が向上し、ダンスで細かい振り付けやリズムなどを表現できるようになります。

3つの練習ポイント

  1. 鏡で動きを確認する
  2. 呼吸を止めずに行う
  3. 大きくゆっくり丁寧に動かす

腰を前後に動かす

①前方

両足を肩幅程度に開き少し膝を曲げ、骨盤を斜め前方に向かって半円を描くように動かします。

体が後ろに傾かないように注意して行います。

使用する筋肉

腰を前に動かす(骨盤後傾)主な筋肉は、腹斜筋と腹直筋です。

腹斜筋は、お腹の横側についている筋肉で、体幹を曲げたり倒したり捻ったりするときに働きます。

腹直筋は、お腹の中心にある筋肉で体を曲げたり骨盤の傾斜角をコントロールする働きがあります。

②後方

斜め後方に向かって半円を描くようにお尻を持ち上げます。

体が前に傾かないように注意して行います。

使用する筋肉

腰を後ろに動かす(骨盤前傾)主な筋肉は、脊柱起立筋と腸腰筋です。

脊柱起立筋は、背骨に沿って頭部から骨盤までついている筋肉で腰を反ったり体を横に傾けたりする働きがあります。

腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で股関節を曲げたり外に捻ったりする働きもあります。

腰を左右に持ち上げる

腰は横ではなく、斜め上に持ち上げるように動かします。

肩が傾かないように床と平行になることを意識します。

使用する筋肉

腰を左右に持ち上げる主な筋肉は、腹斜筋と腰方形筋です。

腰方形筋は、左右の腰にある筋肉で、主に体を横に傾ける働きがあります。

腰を回す

  • 前→右→後→左、前→左→後→右で正面を向いたまま胸を回す
  • 肩が斜めにならないように床と平行をキープする
  • 4カウントで1前、2横、3後ろ、4横になるようにする

みぞおちを止め、へそを前後左右に動かすように意識します!

まとめ

腰のアイソレーションのポイントや使用する筋肉についてまとめてみました。

  • 腰を前後に動かす
  • 腰を左右に動かす
  • 腰を回す

運動は、正しく行うことで必要な筋肉が強化されます。

参考にしてみて下さい。

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