「ダンスを仕事にしたい」
「憧れのダンサーみたいになりたい」
このような思いでダンスを習っている方も多いかと思います。
この記事では、憧れのプロダンサーにどうやってなれるかを考えてみます。
Dリーガー
Dリーガーとは、プロダンスリーグ「Dリーグ」で活躍するダンサーのことです。
Dリーガーになるには、Dリーグに参戦するチームが不定期に開催する追加メンバーオーディションで合格しなければなりません。
例:CyberAgent Legitのメンバー募集内容
必要なスキルは、CyberAgent Legitが2024年5月に公開した24‐25シーズンに向けたメンバー募集要項が参考になると思います。
【応募資格】
・満15歳以上
・契約期間中に都内近郊に居住可能な方
・規約内容に準じ、チームの方針に従うことが出来る方
・ダンス歴3年以上
・ダンスバトル・ダンスコンテストにて優勝経験のある方
・推奨ダンスジャンルPOP・LOCK・B‐BOYING・HIPHOP・CHOREOGRAPHYのいずれかが得意な方
【優遇スキル】
・アクロバットができる
・楽曲制作、衣装制作、舞台照明などの経験がある
・リーダーシップを発揮できる
【求める人物像】
・チームワークを大事にする方
・どんな場面でもモチベーション高く取り組める方
・時間を守れる方
・自分の考えを自分の言葉でしっかり話せる方
・ファン・サポートしてくれる方々に対して感謝の気持ちを持ち、接することができる方
バックダンサー
バックダンサーとは、音楽番組やミュージックビデオ、CM、コンサートなどでミュージシャンを引き立てるために後ろで踊る仕事です。
バックダンサーになるには、オーディションを受けて合格する方法や芸能プロダクションに加入する方法があります。
通常は、オーディションでチャンスをつかみ、実績と人脈を作りながら仕事を増やしていくことが多いように思います。
バックダンサーには、ダンスの基礎力や表現力などオーディションを勝ち抜けるぐらいのスキルが必要です。
テーマパークダンサー
テーマパークダンサーとは、ディズニーランドやUSJといったテーマパークのスタッフやキャラクターとして、ショーやパレードをする仕事です。
仕事に就くには、テーマパークの求人を見て応募して入社試験を受けるようになります。
テーマパークダンサーになるには、様々なジャンルのダンススキルを磨くことが不可欠ですが、特にバレエのスキルが必要だと言われています。
またテーマパークのスタッフとして働くので、お客様をもてなす接客力も必要です。
最近では、テーパパークダンサーを育成する専門学校も増えています。
ダンスインストラクター
ダンスインストラクターとは、ダンサーとしての経験や実績などを生かして、ダンススクールでダンサーを育成する仕事です。
ダンススクールを自分で立ち上げる方法もありますが、多くは求人から応募して仕事に就くようになるかと思います。
スクールによっては、練習生からインストラクターを育成していくシステムもあるようです。
ダンスインストラクターは、ダンスのスキルに加え、ダンスや音楽についてわかりやすく説明できる知識や生徒の能力を見極める観察力などが必要にまります。
資格は必ず必要ではありませんが、民間の資格を持っていると肩書きとして有利な場合もあるように思います。
ミュージカルダンサー
ミュージカルダンサーとはミュージカルにおいて、主役の周りでダンスを披露することで、シーンに彩りを加える仕事です。
歌やセリフがある場合は、ミュージカル俳優になります。
ミュージカルダンサーになるには、ミュージカルの劇団への入団や芸能事務所への所属、作品ごとにオーディションを受けて合格し実績を積むケースが多いようです。
ミュージカルダンサーは、ダンスのスキルに加え、演技や歌のスキルも必要になります。
振付師
振付師(コレオグラファー)とは、ダンスの振付を考えてダンサーや歌手に指導する仕事です。
有名になると歌手、映画、ドラマ、舞台などで著名人に指導するようになります。
振付師は、ダンサーとしてのスキルに加え、踊る人の魅力を引き出すプロデュース能力、オリジナルの振り付けを考えるクリエイティブ能力、照明や音楽の知識などが求められます。
バックダンサーやパフォーマーとして活躍した後、インストラクターとしてダンスチームを育てて実績を積むケースが多いように思います。
有名な振付師
- パパイヤ鈴木:TV・CMなど
- TAKAHIRO:櫻坂46など
- akane:アバンギャルディなど
- 仲宗根梨乃:SHINee、少女時代など
- MIKIKO:Perfumeなど
- RIEHATA:BTSなど
有名人の経歴を知るのもキャリア形成の参考になります。
まとめ
ダンスの仕事についてまとめてみました。
- Dリーガー
- バックダンサー
- テーマパークダンサー
- ダンスインストラクター
- ミュージカルダンサー
- 振付師
ダンスを仕事したいと思われている方の参考になればと思います。